7/30にビールのアンカー・スチームを思い出し、ついでにネットで購入した。まだ飲んでいないが冷蔵庫で冷えて待っている。このサンフランシスコの著名ビールをサッポロが買収するとの記事が8/3にあった。
アンカー社の売上高は約3300万ドル(約36億円)、従業員数は160人。買収金額は8500万ドル(94億円)とのこと。1896年創業の、いわゆるクラフトビールである。
サッポロは北米ビール事業の拡張のために買収するらしい。とすれば、日本での販売をしないのだろうか。
アンカー・スチームを初めて飲んだのは20年以上前だった。独特のコクと香りがある。機会がある度に飲んでいた。
アルコール類に関して(食べ物もだが)、製法にあまり関心がない。「美味ければそれで良し」、「いくら凝った作りをしても不味ければ落第」と思っている。それでアンカー・スチームの製法を調べたことがなかった。
今回、ネットで調べたところ、ラガー酵母(下面発酵用、発酵温度5?10℃)を用い、エール(上面発酵用酵母を用い、15?25℃で発酵)のように発酵させるのが特徴らしい。このため、ラガー特有のコクと麦香がありながらもエールのような華やかな香りがあるとのこと。納得した。こんな蘊蓄、すぐに忘れるだろうが。
とりあえず今夜の夕食が楽しみである。
2017/08/05