川北英隆のブログ

北の将軍対策で分散投資

とんでもない隣人を持つと大変である。国も同じで、とんでもない隣人達に蹂躙されたヨーロッパの辺境の国の歴史は哀れである。そんな危機に日本も晒されつつある。
北の将軍と太平洋を挟んだ大陸の旦那が口論し、ついに北の将軍が「お前の領土近くにミサイルをぶっぱなすからな」と脅し始めた。半分本気だろう。ぶっ放せば日本の上空を飛ぶことになるが、迎撃できるのだろうか。打ち落とせなければ、「自衛隊って何や」、「安部って何や」となる。
可能性は低いものの、戦争にもなりかねない。一瞬で終わりそうなものの、北の将軍の覚えがまったくめでたくない日本のどこかに核ミサイルの1つや2つ、飛んでくる可能性はゼロではない。東京か大阪か、前から書いている若狭湾か。
そんな中、ドルが売られ、円が買われている。日経のネット版(有料)にその解説というか、売り買いしている当事者のコメントが載っかったらしい。でも、有料会員でもないから(知り合いの記者には悪いものの、会員になる気もないから)、読んでいない。
そんな外人の行動を知ろうとするよりも、何パーセントかの確率で日本にミサイルが落ちたら何が起こるのか、それをイメージするのが重要である。
結論は、日本に決してプラスではない。当然、大きなマイナスである。1950年の朝鮮戦争では日本経済が非常に潤った。日本が直接の戦場とならなかった、むしろ兵站基地となったからである。今回の北の将軍に関する参考とはならない。
数パーセントの確率で大きなリスクがあるのなら、そのリスクに備えるのが常套手段である。この方法として分散投資を勧める(命があるとの前提ながら)。
まず、円資産を外国通貨建て資産に振り向けることである。幸い海外資産のリターンが高いから、平常時も分散投資の対象となりうる。
不動産の分散はあまり考えていないが、東京か大阪(もう少し正確には放射能汚染を考慮して淀川水系)以外に転居場所を確保しておくのがいいかもしれない。僕は、奈良の実家を手放さないままにしてある。淀川水系でないから。

2017/08/10


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