バヌアツに行こうという計画が今年初めに提案された。「どこにあるのや」というのが正直なところ。調べると北部オーストラリアの東、パプアニューギニアの南東にある。フィジーの西との説明がいいかも。南半球の国で、赤道との近さは北半球のハワイと同程度である。
西隣にニューカレドニア島(フランス領)がある。「天国に一番近い島」である。それでバヌアツはというと、「世界一幸せな国」らしい。
「へえー」と思いながらバヌアツの基本情報を調べてみた。83の島からなっていて、面積1.2万平方km(日本の1/30程度)、人口は27万人である。
1人当たり国民所得は3055ドル(2014年)とある。30万円少しの所得で本当に世界一幸せなのかと、少し疑問を抱いてしまう。とはいえ、アフリカ諸国と比べれば、産油国を除いて高い水準だが。「まあ、行ってからのお楽しみ」と思った。
今回立ち寄った島は2つである。首都のポートビラのあるエファテ島と、その北(小型プロペラ機で約50分)のアンブリム島である。首都のあるエファテ島には5万人が暮らしているという。無人島もあるから、首都にそれなりの人口が集中している。
バヌアツにはどう行くのか。直行便がない。今回は羽田からシドニーに飛び、乗り換えた。バヌアツはイギリス連邦に加盟しており、オーストリアの経済圏にある。だから、オーストラリアとの間の便が多い。観光客も多い。相棒が調べたところ、やはりシドニー経由が便利だったようだ。今回のシドニーからの便はバヌアツ航空とカンタス航空の共同運航便だった。
写真はポートビラの空港に降り立ったところである。
2017/08/21