川北英隆のブログ

クレイグコーヴ村の宿と犬

アンブリム島の西端、飛行場のあるクレイグコーヴ村に4泊した。村には1軒のゲストハウスしかない。近くの村にもゲストハウスがあるものの、飛行場からは遠い。
村は、主食(コメやパン以外のイモ類)や肉類(ブタ、ニワトリ)、魚類をほぼ自給自足している。
我々のガイドも同じ村に住んでいる。普段は何をしているのかと質問したところ、「ガーデニング」と答えた。瞬間、意味が分からなかったが、要するに主食、野菜、果物の栽培である。
電気は家に設置した小さな太陽光発電である。それで電灯(LED)を灯す。スマホの充電もするのだろう。テレビというか画像を見るのもスマホである。
冷蔵庫なんてあるわけがない。小さな売店があり、船で運ばれた食料や日用雑貨品を売っている。ミネラルウォーターやビールもあるのだが、ビールを買っても冷やせない。
村の最大の問題は水のようだ。井戸があるものの、「温泉」とのことで、少し温かく、塩分が濃い。海の水が温まったと言えるだろう。飲食用の真水は雨水である。シャワーやトイレ(水洗風)の水は井戸の水、食事用は共同で貯めている雨水を汲んでいた。
シャワーで1回髪を洗ったが、大変だった。かえって髪がこてこてになった。
写真は我々3人が使った部屋(2棟)と、その持ち主夫婦、息子、ガイド、そして犬(ミルと子犬のドナ=台風の名前)である。もう1匹、ブラウニーがいた。名前のとおり、茶色い犬である。これらの犬と仲良くなっておかないと、夜中に別棟のトイレに行くとき、吠えられてしまう。
クレイグコーヴのゲストハウス.JPG

ゲストハウスのブラウニー.JPG

2017/08/27


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