ふるさと納税のきっかけとなった新潟県村上市は三面川の塩鮭、送られてきた。その鮭だが、イメージしていたのと、正確には今年の冬に買って食べていたのとは異なっていた。
どう違うのかといえば、身が綺麗すぎ、しかも柔らかい。一見、一触したところ、生の切り身のようである。食べてみたところ、塩鮭に間違いないのだが。
それと、塩味が「甘い」。もちろん塩味が薄いという意味での「甘い」であり、甘塩とも言う。買って食べていた三面川の鮭は、塩辛いのだが、単純に塩まみれにしただけではなく、熟成した味加減だった。
カミさんが言うには、「もう少し塩辛い鮭がご飯に合う」、「これは万人向きの鮭や」と。お礼の品の鮭もそれはそれで美味いのだが、感動がないらしい。僕としては、塩味はどちらでもいいのだが、やはり三面川の鮭という感動がないと思っている。
寄附をするとき、お礼品を発送してくれる店名を確認していた。自分で鮭を買った店とは違っていたものの、「同じ村上市やし、同じようなのが来るのやろ」と思っていた。実際は店によって差があるようだ。
ちなみに、僕が雑誌で読んで知っている三面川の鮭は身が締まっている感じだった。皮が少し乾燥し、よれていたから。難しいものだ。やはり、自分の目で選び、自腹で買うに優るものなしかも。
2017/09/16