以前から少し気になっていたのが表題の家計簿アプリである。「何日までに加入すると家計簿アプリがもらえる」という類いの宣伝を見るたびに、「何でそんなんが欲しいのや」と思っていた。
そんな、ついこないだの土曜日、日経土曜版に家計簿アプリの効能書きが特集であった。斜め読みしたところ、いろんな機能があるらしい。ユーザーのコメントとして、「これで支出の内容がよく理解でき、節約ができるようになった」風のものが掲載されていた。
でも、やはり理解できない。
支出の構成がよくわかり、他のユーザーと比較しての特色が把握できるというのなら、「まあそうかな」と思わなくもない。とはいえ、他人は他人、自分は自分である。「平均値に合わせないと」なんて、それでいいのかと思ってしまう。
また、どこに支出が偏っているのか、引き締めないといけない支出があるのかは、家計簿を作らなくてもおおよそのイメージができる。家計が赤字かどうかの判断は、預金通帳があれば十分である。定期積み立てとかがあるのなら、それを預金通帳の赤字に足し合わせればいいだけだろう。
以上のような単純な計算を頭の中でできなければ、社会生活上、どうしようもない。と言いつつも、老人になれば暗算というかイメージが難しくなる。と、表計算ソフトで簡単な管理簿を作ればいい。
以上、家計簿アプリのどこが素晴らしいのか、依然として理解できないままでいる。
2017/09/24