高天神山からの下りには、登りがてら確認してあったように、頂上の手前、南側に続く尾根を使った。
その南の尾根上を忠実にたどってもいいが、倒木が多い。尾根のすぐ西側に小さなピークを巻くための道が付けられているので、途中からそれを歩いた。尾根は山の所有者の境界線でもあるらしく、標識用の杭が比較的頻繁に打ってある。
一箇所、分岐から150メートル程の地点で西側の尾根に入らないように注意する。踏み跡が分かれているので、左に折れるように尾根をたどる。じきに踏み跡が広くなり、コンクリートの貯水タンクに出る。道はコンクリート舗装の作業道となるが、落ち葉や土砂に覆われ、荒れている。最後に送電線の鉄塔に出る。横にコンクリートの貯水タンク、下に茶畑がある。
この道を登りに使う場合、鉄塔を目標にすればいい。鉄塔の所で作業道路が2つに分かれているので、上の道をたどる。
地形図では、南南西から来た送電線が北(5度ほど西に傾いているが)に向くと同時に、実線で描かれた道と交差し、その道が2つに分かれる箇所に相当する。
鉄塔から100メートル下ると三叉路になる。左に折れ、ヘアペン気味の坂を下る。道が沢に沿うようになる。茶畑が目立つようになり、畑ヶ谷の奥の村落を通る。そのまままっすぐに下り、工場の北側を通り過ぎると、バス道に出る。土方の1キロほど南側、畑ヶ谷のバス停がある。
作業道に出てからは、地形図に描かれた道路を下ったことになる。写真は畑ヶ谷からの高天神城のピーク(右端)と高天神山(左端近く、小さめの三角形のピーク)である。
2017/11/22