紫竹から船岡山へ
植物公園のある地下鉄烏丸線「北山」で下車した。地下鉄の駅から上がると北山通である。昔は好きな通りだった。今は小洒落た店が多く、京都にマッチしていないと思う。
それはともかく、北山通を西に歩く。学生時代、急ぐ場合には北山通を経由して出町柳まで行くバスを使っていた。
堀川通を横切るとじきに大宮通に出る。この通りを下がれば、4年間近く過ごした下宿の街（紫竹の一角）である。しかし、かつての名残はほとんどなかった。大宮通は賑やかな商店街だった。その名残はあったものの、やはり寂れた感じがした。
下宿は大きな元農家の家だった。その家はなくなっていた。この事実は下宿の同宿人から聞いていたものの、どこに大きな家があったのかさえ不明なほど変化していた。
あまり時間を取れないので、南に下り、大徳寺の東側を通って北大路に出た。次の目標の船岡山は、大徳寺を過ぎるとすぐである。今宮神社の大きな赤い鳥居のある今宮門前通（正確には船岡北通）を南に折れると、すぐに船岡公園のある船岡山入口である。遊歩道を適当に登ると三角点のある山頂に着く。
展望が良い。写真は山頂（と言うほどのものではない）から見た左大文字山と、その奥の鷹峯である。
船岡山は大学時代に登ったことがある。別の時だったが、その近くで女性にナンパ？されそうになったこともある。以前に書いたように木屋町界隈でも生じていて、2大ナンパされかかった事件として記憶されている。
2017/11/01
