川北英隆のブログ

鷹峯へ

左大文字山のついでに歩きたかったのが鷹峯である。紫竹の下宿から北山通に出ると、丸く整った山並み低く連なり、印象的だったのを記憶している。下宿のお婆さんが「鷹峯」と教えてくれた。それ以来、一度は歩きたかった。
左大文字の火床からの眺めを楽しんだ後、来た道を戻った。250メートルの平坦な頂上部は少し難しい。つい北に直進してしまう。来た道を戻るには頂上からすぐに左手(西)に折れないといけない。
稜線の鞍部まで戻る。左手に下れば登山口への道だが、鷹峯には直進して稜線を登る。平坦になった稜線には「私有地、立入禁止」の古びた札が掲げてある。「ご免なさい」、「道を少し整備するし」とつぶやきながら、もう一登りすると314メートルの山頂に着く。「鷲ヶ峰」のプレートが木にくくりつけられている(写真)。
帰ってから調べると、鷲ヶ峰(鷲峯)は鷹峯三山の1つだそうだ。実は、先に通った250メートルの頂上部からそのまま稜線を北にたどると、もう1つの鷹峯三山、鷹峯(別名は兀山、260メートル)だったらしい。では三山の残りの1つはというと、少し離れた桃山(466メートル)、つまりハイキングコースが通っている沢山(515メートル)の東方のピークが有力とのこと。ということで、260メートルのピークに行かなかったのは少し残念である。
http://www.kyotocity.net/diary/2015/1216-takagaminesanzan/
それはともかく、鷲峯から先は西側にある大北山という町に下りたかったのだが、それらしき道がない。日も傾いてきていたため、道をじっくりと探す余裕もなくなっていた。仕方ないので、最初の登山口まで戻りつつ、西に行く道があるかどうかを探ることにした。
先程の鞍部に戻り、稜線下の道を分岐よりさらに先まで歩いてみたのだが、道が荒れていた。諦めて分岐まで戻り、登山口まで引き返した。
ここから先は、10/31のブログで書いたように、衣笠山の登山口を探しながら歩いたものの、見つけられなかった。
鷹峯(鷲峯).JPG

2017/11/03


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