川北英隆のブログ

仁和寺から雙ヶ岡へ

実は、龍安寺の東側もしくは仁和寺の北東側から衣笠山に登れそうでもあるが、今回は雙ヶ岡に登って終わりの計画に変更した。というか、日が相当傾いてきていたため、雙ヶ岡を越えて終わりという気分になっていた。
二王門を背中に南に下ると、京福電鉄の御室駅がすぐである。西側から踏切を渡ると雙ヶ岡の縁になる。
少し東側を回るように歩くと石段がある。吉田兼好で有名な雙ヶ岡だけにと思っていたが、手入れはあまりされていない。自然が残されていると表現していいだろうか。
石段と、その先の木で土止めされた階段を直登すると一の丘(115.8m)に着く。三角点があり、北側の展望がある。眼下が仁和寺である(写真)。
雙ヶ岡は古墳群になっている。その表示を見ながら南に歩く。少し下り、登り返すと二の丘(102m)である。展望がない。さらに南に歩くと、三の丘(78m)の表示に出る。ほんの少し盛り上がっている。グーグルアースで確認すると、確かに3つのピークから成り立っている。
三の丘から下りきると住宅街に出る。車道(丸太町通)を渡り、東に歩くとJRの花園駅である。時間があれば雙ヶ岡の東隣の五位山(古墳とお寺)も見たかったのだが、丁度西山に太陽が沈む時間になっていた。今回の京都の丘歩きを終える時間でもある。こんなに時間がかかると思っていなかったので、ヘッドランプを家に置いてきたこともあり。
双ヶ岡からの仁和寺.JPG

2017/11/04


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