子供の頃、趣味というか、強い関心を持っていたのが天気情報である。小学校の5年か6年の夏休みの宿題(自由研究的なもの)として毎日の気温や湿度を調べ、グラフにした。
その当時の記憶に強く残っているのが冬型の気圧配置である。シベリアの高気圧が1040、1050ヘクトパスカルの強さというのがざらだった。その気圧が低くなってくると、「もうじき春」という気がして嬉しかった。
子供の頃と比べ、最近のシベリアの高気圧は弱くなったように感じる。1040ヘクトパスカルにもあまり上がらない。ところが今年は別である。とくに年末頃から強くなり、ついに1060ヘクトパスカルに達した。
最近気づいたのだが、気象庁の天気図には日本周辺のものだけではなく、東アジアをカバーするものもある。今日のその天気図をコピーし、アップしておく。
高気圧が1068、カムチャツカ沖の低気圧が968、その差が100ヘクトパスカルもある。巨大台風並みの気圧差である。左下には今年の台風1号もある。
シロクマさんではないが、たまにはこういう本格的な冬も嬉しいものだ。
2018/01/04