志久呂橋から船山を目指した。事前に想定していたのは、地形図にある船山の北側の道を歩き、途中で南に折れ、船山の西側の鞍部(290メートル付近)から山頂に向かう方法だった。
志久呂橋から船山の北側の道に入るには住宅街を歩くことになり、少しややこしい。GPSからグーグルマップに切り替え、位置を確認した。
西賀茂中学校の下を通り、船山の北尾根の麓を少し南下する。東海自然歩道の標識が出てくる。その道を右に折れ、西に登る。
道はゴルフ場の横を通り、ジグザクに登る。200メートルの鞍部の直前で、左手にテープと踏み跡を見つけた。船山から東北方面に伸びる尾根をたどる道のように思えたので、予定外なものの、それを歩くことにした。
明瞭な踏み跡だった。雑木林の中である。途中、船山から東北東に延びる尾根と合流する。緩やかに登り、317メートルの頂上部に着く。船山の標識がたくさん並ぶ山頂の少し西側が一番高い。
山頂から、ついでなので舟形の一番上部を訪ねることにした。数分の下りである。入口には立入禁止の標識があった。妙法の鉄製の火床と異なり、大文字山と同じレンガ製だった。
山頂に戻り、西の鞍部から谷を南に下り、釈迦谷山の北側に出ることにした。
鞍部までは明瞭な道があり、簡単だった。鞍部には比較的大きな道が通っている。鞍部付近を谷への道を少し探した。見つからないので、鞍部を南に下っている比較的大きな道をたどることにした。
この道、最初は船山の南尾根を下っていたので「しめしめ」と思ったのだが、そのうち船山の南側を巻くようになった。標高250メートル付近である。下にゴルフ場が見え始めた。「どこかで南に向かってゴルフ場を横切るのかな」と期待したものの、最後は船山の南西側に出て、舟形に登るための道と合流した。地形図で正伝寺と書かれた北側である。もちろん、ここからも舟形へは立入禁止である。
どうしようかと迷ったが、ゴルフ場の南側をぐるっと回り(邪魔な奴や)、尺八池経由で当初予定していた釈迦谷山の北側の沢に入ることにした。
最後に登山道は1箇所ゴルフ場を横切る。注意ブザーがあるので、横切るときにはそれを押すらしい。
船山の東北部の鞍部から山頂までは10分程度である。写真は船山の山頂である。
2018/01/20