川北英隆のブログ

高塚山から行者ヶ森へ

高塚山から、行きに見つけておいた行者ヶ森への分岐に戻る。その分岐を左に折れ、稜線の北側の小さな谷を下ることになる。最初は溝状の道であるが、すぐに開ける。
この領域はマウンテンバイクのタイヤ跡が多い。横嶺峠を含め、マウンテンバイクのメッカになっているようだ。幸い、今回は高塚山での1台しか見かけなかった。
谷に沿った道の傾斜が少しきつくなると分岐である。地形図のとおり、上部に送電線が見える。
分岐を左にとり、少し上がる。再び分岐がある。尾根に付けられた道を進む。右、谷沿いに下ると桜の馬場と牛尾観音、そして音羽山に抜けることができる。
右手にずんぐりとした大きなピークが見えてくる。大宅(おおやけ)奥山というらしい。地形図には474メートルの標高のみで、名前は記されていない。
道は尾根をたどり、その大宅奥山の西側を通過する。下りにさしかかると、少し先に分岐がある。分岐を右にとり、戻るように進むと大宅奥山に行けるとの標識がある。時間があることだし、寄り道することにした。
この大宅奥山への道は地形図に記されている。ピークの北側を通っている。途中で踏み跡が怪しくなる。そこで、ピークの真北付近から適当に高みを目指して登る。広い頂上部である。テープに名前があり、柴がケルン状に積まれている。
大宅奥山からの戻りは西側の稜線を下ることにした。広いので、どこが稜線かわからない。テープがたくさん付けられている。
すぐに登山道に合流する。つい少し前に歩いていた大宅奥山の西側の道だった。思うに、大宅奥山へは、草が枯れている頃なら、西側の登山道の一番高い箇所から東に向かって登るのが手っ取り早い。
先の分岐に戻り、さらに少し下って鞍部に出る。ここも分岐になっていて、左に下ると橘大学である。
直進する。行者ヶ森(440メートル)への登りである。地形図上、頂上の南西側で道が途切れているが、実際は道がある。この山頂部でも2組の登山者を見かけた。山慣れしていないおばさん2人連れとおじさんである。
山頂部が広く、どこがピークかわかりにくい。一番高いと思える少し先に行者ヶ森の名前とケルンがあった。
ケルンのすぐ先に下山道がある。2つに分かれているが、北側(左)の道を下る。右手は迂回路らしい。急な下りが終わると「よつつじ」と呼ばれる分岐に出る。左手が特別支援学校登山口、直進が高岩登山口である。
今回は高岩へ下った。途中で道は大きく右手に巻き、植林の中に入る。もう一度分岐があり、左手に戻るように下る。下りた登山口は新興住宅街の上部だった。確認していないが、特別支援学校登山口もすぐ近くのようだ。登山口から京阪の追分駅まで歩いた。全行程3時間半程度だった。
写真は登山口の下、新興住宅地を抜けた付近からの行者ヶ森である。
20180212行者ヶ森を.JPG

2018/02/13


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