何回か書いたように、京都の料理で気に入らないのが中華である。レバニラからして美味いのに出会わない。美味くないから入らない、だから美味いのに出会わない、この悪循環かもしれないが。いずれにしても、東京に出かけたついでに中華を食べている。
40年前、東京で最初に入った中華が陳建民の四川飯店だったのか(当時は新橋にあった)、有楽町の慶楽だったのかは忘れた。両方とも当時から美味かった。
このうち慶楽は日本生命東京総局に近かったことと、上司が好きだったこともあり、ランチによく使った。チャーハンランチ(牛肉と野菜の炒め物、もう1品あったかも、スープ付き)、もしくは五目つゆ蕎麦(ニワトリのモツ、エビ、タマゴ入り)が好みだった。
先日、久しぶりに入った。夕方は5時開店である。ほぼ5時に入ったと思うのだが、すでにおばちゃん軍団が何組も入っていた。
僕らは、クラゲの酢の物、牛肉とレタスのオイスターソース炒め、牡蛎の炒め物(カキ尽くしやね)、赤豆腐と白豆腐(両方とも豆腐ようの一種)、そして五目つゆ蕎麦を注文した。あっという間に出てくる。相変わらず美味かった。ガツガツと食べ、満足して引き上げた。
ブログを書くためにネットで見ると、1950年に開店したとある。同い年になる。これからも贔屓にしたい。
2018/02/25