ネットのニュースに関する話題である。「ビザなしで旅行できる国の数、日本とシンガポールがドイツ抜き首位に」とあった。記事を読むと、日本とシンガポールは、インド、中国、EU、米国の4つにビザなしで行けるとある。「嘘や」だ。
というのも、インドに旅行するにはビザがいるはず。「インド ビザ」で検索するといい。あるサイトには「インドに入国しようとする日本国籍渡航者は、観光、商用などその渡航目的の如何を問わず、インド入国前までにビザを取得しておかなければなりません」と書いてある。実際、つい最近、インドに旅行しようと計画したところ、ビザが必要だとの説明があった。
最初のネットのニュースに戻ると、日本は「180カ国・地域にビザなしで旅行できる」とある。一方、昨年6月末現在、日本が承認している国は195国、国連には193国が加盟しているとある。そのうち、180国もがビザなしでとは、到底信じられない。
というのも、最近の旅行でもかなりの数のビザを取得した。日本と親しいはずのミャンマーでさえ必要である。10国やそこら、簡単に国名を指摘できる。
ということで、ネットのニュースの180国という数、どこかに秘密(たとえば簡単にビザが取れるとか、ビザなしの定義の違い)があるとしか思えない。
2018/03/02