大文字山から下り、銀閣寺の疎水沿いに歩いて大学の研究室に寄った。何冊か雑誌を持って帰り、読まないといけないから(ほんま、仕事である)。
午前中だというのに銀閣寺には大勢の観光客が押し寄せていた。疎水沿いの桜も満開少し過ぎ、はらはらと花びらが散り、疎水に浮かび始めていた。疎水の両側の道は人が満開だったが。
研究室は、前にも書いたと思うが、赤煉瓦の古い建物の2階にある。京大の文化財に近い。土木工学の建物だったらしい。学生時代からあったはずながら(当然である)、教員として勤務するまで知らなかった。
建物には階段しかない。文化財だから。これが不便である。歩く分には運動だと思えばいいだけだが(そんな大袈裟に言うほどでもない)、本類を運ぶのが大変である。
それを補ってくれるのがこの季節の桜である。せっかくなので撮っておいた(写真)。
2018/03/31