川北英隆のブログ

もう少しマシな携帯電話会社に

海外で使えるSIMカードの入ったガラ携を使っている。10年ほど前に乗り換えたと思う。最初は便利だったが、最近では繋がりが悪くなり、ついに連絡が届いた。3月末で海外での3Gサービスを終了すると。ついては4G携帯に乗り換えるようにとの案内もあった。
確かに10年前といえば3Gの時代である。サービスを4Gに切り替えるというのも理屈では理解できる。それに、最初に書いたように4Gが主流になりつつあるせいかどうかは不明ながら、繋がらない国や場所が増えているのも確かである。
そこで乗り換えようかなと思い、携帯を買った近くの店に出掛けた。窓口には姉ちゃんが1人しかおらず、見た瞬間「バカっぽい」と思えた。これがアカンかったのだろうか、姉ちゃんの受け答えがまったくと言っていいほど、しっくりとこなかった。
「海外で使える携帯に関する案内が来たので、新しくしたい」と用件を伝えた。と、いきなり携帯の電話番号を入力しろと言う。それはいいとして、次に身分を証明するものをと言う。「まだ新しいのを買うかどうかか決めてへんから」と運転免許書類の提示を拒んだ。理屈に合わないことは好きでない。実のところ、最後には身分証明書が必要だろうと思い、持っていたのだが。
と、暗証番号を入力しろという。携帯の契約状況を調べるのかなと思いつつも、そんな携帯の暗証番号なんて覚えていない。で、よく使っている番号を入力したが、「違う」とのこと。何回か他の番号を試したが、すべて違っていた。「番号がないとアカンの」と質問すると、「運転免許書などの代わりなので」との返事で、まだ最初の続きだった。そこで「ええっ、暗証番号の必要性をちゃんと説明しとけや」と思ってしまった。
そこで「まだ買うかどうか決めてへんやろに」と、こちらも最初の言葉を繰り返した。それでも姉ちゃんが何か言うので、「もうええわ」、「買わへんし」と席を立った。
窓口として、用件を聞いたのなら、ちゃんと海外で使える4Gの機種を最初に説明すべきである。料金の説明もしてほしい。その上で、「じゃあこれにするわ」となれば、そこでようやく身分証明書の提示を求めるべきである。それを容疑者でもあるまいに、いきなり身分証明書とは、変な対応である。姉ちゃんは会社のマニュアル通りに手続きを踏んだだけなのか。とすれば、その会社が変である。
どこの会社かと言えばKDDI、つまりauである。昔の携帯はdocomoだった。後者も態度が変で、しかも不要になった携帯を自分で処分しろという(会社が引き取ってくれない)。両社とも大儲けしているのに、「変なの」である。これでは世界との競争どころではない。そもそも会社の体をなしていないと思ってしまう。
で、僕としては海外での携帯(通話)をどうするのか。多分インターネット電話にすると思う。最初から選択肢としてあったことだし。いずれ、今の携帯電話は解約だろう。

2018/04/05


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