川北英隆のブログ

市辺の船岡山

最初に登った?は船岡山である。写真がそれであるから、元の名前はたんに船岡だったのだろう。最近笑ったのは京都の錦小路の表記が「錦小路通」となっていることだが、船岡山もそれと同じである。
市辺駅のある近江鉄道に乗るには小銭が便利である。カードが使えないから。
また、市辺駅から船岡山方面に行くのは戸惑う。駅の北側を通る国道に出るのが早いのだが、出入りできる口が南側にしかないから。人家が南に広がっているためである。
南側の道を少し歩き、すぐに北に向かう道を取るか、駅を一周するようにすぐ東側にある踏切を渡って国道に出るかである。
船岡山には国道に出てすぐの信号を北東に向かえばいい。というか、そんなことを書くまでもなく、すぐにわかる。
入口に神社があり、境内の左手から階段を登る。上には大きな岩があり(箕作山の続きだからだろう)、万葉の歌が刻まれている。どんな歌か、東近江市観光協会のサイトをコピペしておく。
「茜(あかね)さす紫野行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖ふる」(額田王)
「紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)を憎くあらば人妻故(ゆえ)にわれ恋ひめやも」(大海人皇子)
歌が読まれた場所は市辺付近とされ、歌碑があるらしい。
そのまま整備された遊歩道を北に歩く。歌碑のある場所を含めて3つコブがある。最後のコブから東側の田んぼに下りる。箕作山がもう近い。
20180405船岡山.JPG

2018/04/06


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