今週はゴールデンウィークとか。適当に仕事をしている身分(年齢)になると、ゴールデンウィークへの感謝の気持ちが半減する。それどころか、もう少し休みを分散させたらと思う。祝祭日を減らし、有給の取得率を上げるのが政府と企業の裁量というか器量だろう。
それはともかく、昨日久しぶりに(1ヶ月ぶりに)郡山に行った。電車が混んでいるかもしれないと思い、京都駅から近鉄の始発に乗った。正解に近かったと思う。ついでに弁当(武蔵の寿司)を買いたかったこともある。
問題は、地下鉄を降りてから近鉄の改札口に出るまでである。京都駅の八条口は地下鉄と新幹線もしくは奈良方面への乗り換えのため、大きな荷物を抱えた観光客が押し寄せる。このため通路が大混乱している。地下鉄からエレベータはあるらしいのだが(どこなのか不明)、エスカレータを設置してやらないとさばききれないだろう。
実はこの八条口の通路、最近改装された。地下にコンビニが、地上にはハンバーガー屋ができた。この2店が乗降客、乗り換え客の混乱に拍車をかけている。とくにハンバーガー屋付近が酷い。「そんなものを新しく作るのやったら、通路をもっと広くするのが先やったじゃろが(何弁や)」と思っている。
昨日なんかは大きなキャリーバックを時々蹴飛ばしながら歩くしかなかった。前にも書いたと思うが、そのキャリーバックが新幹線を含む電車やバスの乗降に対して大障害になっている。大きな荷物には特別料金を課すべきだろう。もちろん大きな荷物をテロに使われるのも恐いが、外国と陸続きでない日本だから、多少の安心感がある。
郡山からの帰り、地下鉄四条駅で異常な光景に出くわした。この駅もエレベータやエスカレータの配置が複雑すぎて(うまく乗り継ぐのが難しいと思う)、大きな荷物を抱えた観光客が戸惑うだけである。
それで彼らが新手を考案したらしい。身障者用のエレベータを荷物運搬用に使おうとしていた。駅員が補助していた。「この外人さん、なかなか賢いやん」と思った。
賢くないのは行政だろう。京都市長はん、着物をユニホーム代わりにして会議に出るだけが能ではない。観光客の誘致もいいが、先ずはズボンとスニーカーで観光地や公共施設をちゃんと歩き、視察すべきだろう。そうでないと市民から「呼ぶだけ呼んで、後はほったらかしか」との批判の嵐が巻き起こるに違いない。散髪していて聞いたところでは、すでにそんな声が広がってきているかもね。
2018/05/04