川北英隆のブログ

グアテマラのフエゴ山

ネットを見ていると、グアテマラの首都の近く、フエゴ山が噴火し、多数の死傷者が出ているとのこと。「ひょっとして観光で見た山では」と思い、調べた。
2016年の4/16にアップした火山である。グアテマラの首都から40キロだが、世界文化遺産にもなっている古都のアンティグアから20キロ足らずである。
訪れた日、しきりと煙を吐いていた。その度に東側斜面を火砕流が下っていた。毎日煙を上げているのかどうか不明だったが、なかなか激しい火山であることは確かだ。
当時、「できれば登りたいなあ」と話していた。
グーグル・アースで見ると、火砕流の流れた跡と谷が生々しく、しかもその下に村がある。中南米は他の発展途上の地域と同様、子供が多く人口が爆発している。死傷者の多いのもむべなるかなである。もう少し別の場所に住めないのかとも思うが。
フエゴ山の写真(以前のアンティグア市内からのとは別のもの)をアップしておく。アンティグアの郊外の丘から見た。右、木の陰になっているのがアグア山(3760メートル)、左がフエゴ山(3763メートル)である。フエゴ山の左斜面の上部に灰褐色の筋が見える。爆発によって小さな火砕流が発生している。
グァテマラのフエゴ山.JPG

2018/06/05


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