先日、実家に帰って庭の手入れをしていると、母親の植えたツバキが丸坊主になっていた。毛虫である。母親が好きだったのでツバキが複数本あり、何本かに毛虫がたかっていた。
「大したことない、小さな毛虫やし」と、子供の頃の経験から毛虫を手で潰して退治していた。
しばらくして指が痛くなってきた。「木の枝でも怪我をしたのかな」と見てみたが、傷がない。どうも毛虫のせいだと気づいたが、遅かった。
その日の夕方、毛虫を潰した右手の指が何本か痛くなった。翌日、物を握れないほどになり、指に力のかかる作業、例えば缶ビールを開けるのに左手を使わざるをえなくなった(そんな状態でもビールを飲むんかいなってところだが)。
昨日頃からようやく痛みが引いてきた。5日少しかかったことになる。その間、指が腫れていた。毛虫のトゲだろうか、指と掌には所によってざらざらしていた。指先はというと、数日前からそうなのだが、指紋が薄くなり、物をつかんでも滑りやすくなっている。
毛虫に触って負けた記憶は、イラガの幼虫(毛虫)くらいなものだ。何故、今回こんなことになったのか。蛾の種類を調べているが、特徴を文字で入れて検索しても、成虫の画像そのものを検索しても判明しない。出てくるのは幼虫が尺取り虫の蛾である。今回のはトゲのない尺取り虫ではなく、文字通りの毛虫である。
写真(成虫)をアップしておく。名前を知っていたら教えてほしいものだ。
2018/06/12