「アゾレス諸島の竜血樹ってどんな姿なんか」、「外来種のショウガにどんな花が咲くのか」質問があった。2つの写真をアップしておく。
調べたところ、アゾレス諸島やカナリア諸島が属するマカロネシア(ヨーロッパとアフリカ寄りの北部大西洋の島々の総称)の固有種の1つとして竜血樹が挙げられるらしい。
言い換えれば、カナリア諸島テネリフェ島で見た竜血樹(2015/6/13にアップ)と今回のアゾレス諸島ファイアル島で見た竜血樹は同じらしい。テネリフェ島の竜血樹があまりにも樹齢がいきすぎていて巨木だったため、両者が違って見えたようだ。イエメンの竜血樹はマカロネシアのものと種類が異なっているとある。
以上の説明はウイキペディアに基づくので、本当かどうかは保証のかぎりではない。
アゾレス諸島のショウガの花は赤く、グラジオラスかカンナ風に咲いている。これに対してレユニオンのは黄色く、房状だった(2018/4/30にアップ)。ただし、葉の形、地上に出た直後の茎の部分が楕円形になり、幾重にも重なる姿はそっくりだった。両者が種として異なっていたとしても、かなり近いだろう。
なお、アゾレス諸島のショウガは食べられないとか。レユニオンのものは確認しなかったが、あれだけ群生していることから想像するに、食べられないと思う。
誰かこれらのショウガをジンジャエールにする方法を編み出せば、大儲けでき、かつ「(東南アジアからの?)外来種を減らしてもらい、エコだね」とユネスコから褒められるはすだ。
2018/07/26