川北英隆のブログ

クロコダイルフェスティバル2

以上の他、フェスティバルについて余り書くこともないのだが、クロコダイルフェスティバルにちなんだ写真を2つアップしておく。多分、出場者はセピック川近辺の村からやってくるのだろうから、クロコダイルもついでにやってくる。
1つが、生きたクロコダイルである(写真)。何組も、それも1組に何人もが子供のクロコダイルを担いだり抱いたりして踊っていた。噛まないように(当然だが)クロコダイルの口を縄で縛っている。村ではクロコダイルを養殖している。
そのクロコダイル、時々地面に落ちる。背中に背負っている場合は気づきにくいから、クロコダイルが逃げやすい。1回などは、すごい速さで走った。「素早いんや」と、クロコダイルの運動神経を知ってしまった。
もう1つは完全な縫い包みである。2組が使っていた。子供が大喜びしていた。
最後が、クロコダイルの頭部である。ペニスケースとして登場する。これも何組もあった。写真は一番受けていた踊りである。現地の観客が大喜びしていたから、今のパプアニューギニアでは、日本のフンドシ的な存在になってしまったのかと思う。もはや、土産かフェスティバルでしか見られないかもしれない。
このフェスティバル、出場者の交通費をどうしているのだろうか。衣装だってお金がかかる。
フェスティバルの途中で司会者が何回もスポンサーに名前を読み上げていた。我々のツアーを手配してくれた旅行会社の名前もあった。
思うに(確かめていないが)、フェスティバルを見物する我々観光客が最終的なスポンサーになっているのかもしれない。パプアニューギニア政府としても、観光客を呼び寄せる手段としてフェスティバルを利用しているのだろう。
20180817クロコダイルフェスティバル2.JPG

20180817クロコダイルフェスティバル3.JPG

2018/08/17


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