早朝、大文字山を足慣らしがてら歩き、研究室で用事をすませた。数日前の山と大きな差はないながら、先週末の台風の影響をパトロールできたのと、セミの鳴き声の推移を観察できた。
台風の影響は軽微だった。枯れ枝が折れて歩道に落ち、落ち葉も多い程度だった。1本だけ、枯れた木が倒れていたが、大した倒れ方ではないので、歩く支障にはならない。
セミはヒグラシとツクツクホウシが本格的に鳴く寸前だった。もう1週間もすればやかましくなるようだ。そうなると、この暑い夏もピークを過ぎたと感じられるに違いない。
そんな中、今年はハンミョウ(斑猫)が多いと感じた。やたらと道案内してくれる。実は7月末に歩いた時にも気づいていた。
かつてハンミョウの多い年があった。いつか調べてみたところ、2010年と11年のブログに登場していた。その年の夏が暑かったのかどうか。その後、ハンミョウが気にならなかったのだが、今年は久しぶりに多いと思える。気温と関係あるのかどうかは不明である。
そのハンミョウのおかげかどうか、二条大橋に住んでいた三毛猫を再発見した。場所は少し下流の方、御池の橋の手前である。「生きてたん」と声をかけておいた。目をしょぼしょぼさせていた。
二条大橋から餌用の皿が消え、猫が暮らすにしては橋の下が荒れてしまったことと、そんな御池の近くで三毛猫を見かけたことがないことからすると、元の飼い主に事件があったのだろう。次回から鴨川を歩くときには餌を持参でと思っている。
2018/08/02