川北英隆のブログ

大文字山の倒木の再調査

6日に大文字山に入り、南斜面に倒木が多数あると報告した。その後は雨の日が多かったことから、近づいていなかった。それが昨日、雨が上がった。そこで、少しは片付いているかと思って再度入った。今回は銀閣寺側から登り、蹴上側に下った。
銀閣寺側からは、前回歩かなかった通常の登山道を歩いた。
銀閣寺の裏側の植林の倒木はそのまま無残な姿だったが、車道にかぶさっているのはとり除かれていた。登山道に入っても倒木はなかった。数本木が倒れたり、大きな枝が折れたりはしていたが、何の邪魔にもならない。
火床から上は登山道の横の倒木や枝が目立つようになる。とはいえ、1本だけ、道をふさいでいる大きな倒木があるだけで、またげば大丈夫。それ以外は問題なかった。
要するに銀閣寺側からの登りは、ほぼいつものように通れる。
蹴上への下りだが、結論からすると、多少刈り払われた箇所があり、(さすが人気の登山道だと思うのだが)踏み跡もつきつつあって、分かりやすくなってきていた。とはいえ、まだまだ一般向けではない。
その証拠に、火床から登っていると、男の登山者が1人下りてきて、「頂上からどうするのか」と聞く。「頂上を越えて向こう側に下る」と答えると、「倒木が酷い」と語ってくれた。確かに、男性は短パンで登ってきていて、足に血が流れていた。僕はジーパン系の厚めの生地のズボンだったので、多少倒木で擦ったとしても大丈夫だったのだが。
それはともかく、蹴上側の問題の箇所を指摘しておく。大文字山からの最初の大きな下り(といっても460メートル程度の山だから大したことはないが)の最後の箇所だが、倒木が重なっていてまだまだ不明瞭だった。日向神社に下る石段の部分も同様だった。その他は、倒木が多いものの、跨いだり、潜ったりすれば大丈夫であり、道には迷わない。
日向神社から蹴上に下りる道の倒木も、すっかり片付けられていた。
まだ当分、整備は進まないかなと思う。聞いたところでは、貴船や鞍馬への電車(鞍馬電鉄)も倒木のために運休が続いているとか。鞍馬の天狗の神通力もかなわなかったのだろう。

2018/09/12


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