1500山のことを3日前に書いた。当日、どこの山を歩いたのか。今回は、9月末に歩いた和泉山地の西端、俎石(まないたいし)山を目指した。俎石山(420メートル)には一等三角点があり、低山といえ少し名がある。
目標を定めたものの、里山の特徴として、道がいろいろある。10月に歩くとなると、松茸のシーズンだから、入山を禁じている山もある。9月の台風の影響も残っているだろう。
これらを注意深く調べ、しかも交通の便を考えて、南海本線の孝子(きょうし)駅から山に入り、飯盛山、札立山、大福山を越え、俎石山に到着することとした。下り、俎石山から南海本線の箱作駅までも、歩ける距離だと判断した。
事前に予想したように、最高地点が大福山の427メートルだから、やはり脇道が多かった。もっとも、飯盛山以西はハイキングコースに近くなり、その先の札立山からは完全なハイキングコースになった。このため、問題があるとすれば孝子から飯盛山までである。入山者が少ないのだろう、台風の倒木が残っている。道も迷いやすかった。
コース全体は自然林が多い。途中に杉の植林があるものの、気になるほどではない。このため、グーグルアースで見ると、晩秋には紅葉も楽しめそうである。
実のところ、今回のコースをハイキングとして歩くには、2回分くらいある。とはいえ、2回に分けるのも、遠くから来て歩くと、交通機関の関係から面倒になる。一気に歩くのが正解だと思う。細かなアップダウンが多いという難はあるが。
2018/10/21