久しぶりに一人で夕食を食べた。自分で作る気もないから、どこに行こうかと迷った末、久しぶりに隠れ家的な和食というか居酒屋というか、その手の店に入った。ビールのタダ券もあったことだし。
入ると、いつも空いているカウンターが満席に近かった。忘年会シーズンだからか。
よく見たところ、外人が3人いる。ロシア人的な顔である。「こんな店まで侵略されたか」と驚いた。
彼らは定食的なものを食べていた。店主が言うには、4食連続で同じものを食べているとか。もう少し工夫がないのか。こんな店で食べられるのなら、展開の余地もあると思うのだが。近くにリーズナブルなホテルがある。外人部隊はそこに泊っていて、たまたまこの店を発見したのかもしれないが。
今回食べたのは、お通しのヒロウス、ナマコ酢、カワハギの刺身、フグのから揚げだった。この店では刺身の盛り合わせをいつも注文するのだが、今回はカワハギの名前を見つけ、迷わず注文した。店主が皿を片付けつつ、「どうでしたか」と質問するくらいだから、自慢の一品だったのだろうか。
ナマコは、魚屋で売っていないくらいに大きかった。フグは骨付きの部分に身がたんまりとあった。
満足して店を出たのだが、心配なのはいつか外人に乗っ取られることである。もう10年、待ってくれやと思う。乗っ取るのなら千島列島と交換かな。
2018/12/13