京都で過ごす元旦、いつものように粟田神社から八坂神社を巡った。ちょうどいい散歩コースでもある。
特に新しいことはないが、昨年出版された錦光山和雄『京都粟田焼窯元 錦光山宗兵衛伝』を思い出しながら粟田神宮へと向かった。
錦光山和雄氏ははるか昔の知り合い、和光証券に勤務していて、勉強会を主宰していた。どういうきっかけかは忘れたが、何回かその勉強会に出たことがある。変わった苗字なのでしっかりと記憶している。昨年の年賀状で著書のことと、テレビで粟田焼のことが放送されるのを知った。
とはいえ、どこかに窯の痕跡があるわけでもない。粟田さんの裏手にレンガ造りの土留めがある。ひょっとして何かの名残かなと思いつつ、今日の初詣を終えた。
写真は粟田神宮から見た平安神宮と北山である。山は白くなっている。
2019/01/01