川北英隆のブログ

一休さん経由で甘南備山へ

アレクサに聞いたところ、今日は「とんちの日」だとか。1/9、一九、一休だから。そんな日に甘南備山のことを書くとは。「何のこっちゃ」と言えば、一休さんがいたお寺(酬恩庵、別名一休寺)と甘南備(かんなび)山を対にしたハイキングコースがある。
場所は京田辺である。近鉄の新田辺駅かJRの京田辺駅が最寄りとなる。そこから一休寺までは直線距離で西に1キロ、一休寺から甘南備山までは南西に2キロ弱ある。
そのコースを正月の腹ごなし第2弾として歩いてきた。短いコースだと甘く見て、午後2時頃にでかけた。結論から言うと、新田辺に戻ったのは5時、日が沈みかけていた。
思った以上に時間がかかった理由は、駅から一休寺への道が歩行者のために作られていないことに尽きる。
新田辺から西に向かって歩くと、まずJRの線路を渡らないといけない。京田辺駅の北側から渡るのが近道で良さそうだと思ったのだが、渡れない。仕方ないので京田辺の南側に戻って渡った。
線路を渡ったのはいいとして、そこからのんびりと一休寺へとはいかなかった。400メートルほど、2車線の車道を北に向かって歩かないといけない。交通量が比較的多く、歩道がないから気持ち良くない。少しだけ抜け道を探す努力をしたものの、見つからなかった。
一休寺からは少し西に進み、薪小学校の西側から南西に伸びる、車の少ない車道を歩くのだが、そこに出るには村の北側を回るように歩かないといけない。一休寺の隣り、薪神社の南側を巻けば近道だと思ったのだが、実際に歩こうとすると民家の庭に入りそうだった。それで諦めた。
小学校の西側の道に出れば、後は登山口まで道標はあるし、一本道だし、簡単である。
登山口からは新道と旧道がある。新道はずっと車道のようだ(歩かなかったから不明)。旧道は林の中の遊歩道で、歩きやすい。距離も新道より近いらしい。
旧道を歩くと、頂上近くで車道に出る。峠になっている。南に向かって尾根を上ると神社があり、その少し上が甘南備山の頂上(221メートル)である。頂上からの展望はないが、神社の横から京田辺方面が見える。
帰りは往路を戻った。ついでだからというので、峠から北西に歩き、三角点(201.6メートル)の往復を付け足した。
写真は登山口の手前から見た甘南備山である。日が低くなっていた。
20190109甘南備山.jpg

2019/01/09


トップへ戻る