東海道新幹線のサービス、何とかならないのか。車掌などの乗務員の問題ではなく、会社の体質だと思う。最近、車内アナウンスがとくに酷い。以前(2017/5/11)に書いた「速やかに発車します」問題は、そのアナウンスが消滅し、解決したのだが、新たな問題が発生している。
「何や」と言うと、車掌が下手な(僕並みか、それ以下の)英語でアナウンスする。いらいらしてしまう。そうかと思えば、テープに吹き込んだ外人の声を、車掌用マイクを通じで流すものだから、声が割れ、耳にさわる。果ては、「風呂に入るときは溺れないように」的な、いろんな注意事項を喋る。おちおち寝てられない。
外人が多くなったので英語で案内を流すのは仕方ないと思っている。でも、流すのであれば、ちゃんと録音し、もしくはコンピュータで組み合わせるようにして流すべきではないか。そのくらいのコストをかけても、東海道新幹線の利益はびくともしないはずだ。
ついでに書くと、東海道新幹線の場合、普通車でもグリーン車でも、サービスに大差はない。座席が広い、コンセントがすべての座席で使える、雑誌が置いてある、紙のおしぼりがもらえる、乗務員が時々ゴミを集めてくれる、この程度か。座席の広さ以外、大したありがたみはない。
東北新幹線では飲み物が配られるらしいが、そんなのは一切ない。東海道新幹線では乗車するとグリーン車に乗れるポイントが付くのだが、そのポイントがグリーンでは2倍になるわけでもなく、普通車と同じである。
ポイントのことを書いて思い出したが、かつて京都と東京間を使うと片道100ポイント付いた。1000ポインで京都と東京間のグリーンがタダで使えるのだが、この基準に達するには5往復ですんだ。それが、いつからか片道90ポイントにケチられ、グリーンをタダで使うには6往復しないといけなくなった。正確に書くと、5往復と半分では1000ポイントに届かない。
以前に書いたかもしれないが、僕のゼミ生がJR東海に就職したのだが、半年くらいで辞めたと聞く。理由は、「社風が合わない」だそうな。「さもありなん」と思う。
ということで、JR東海、投資したくない企業の1つである。投資対象になるかどうか調べたわけではなく、感覚として。JR東日本も、時間に追われたサラリーマン時代、中央線が毎日遅れた恨みから、当然投資したくない企業であることを書き加えておく。今のところ、悪評高いJR西日本には、僕として決定的な感想はない。
2019/01/18