川北英隆のブログ

元武蔵大学丸淳子さんの逝去

丸淳子さんが亡くなられたそうだ。1月11日とか。巳年、1941年生まれだと記憶しているから、77歳か78歳である。僕の母方の一番下の叔母さん(故人)と同年だった。
いつ知り合ったのか。多分、現在も早稲田で教えている大村敬一先生(先生を付けないと怒られそうなので)の紹介か飲み会か研究会だろうと思う。いずれにしても1990年代の初めだろう。記憶に定かではないし、もはやどうでもいいかもしれない。
当時、家が同じ方向だった。丸さんは聖蹟桜ヶ丘、僕は国立の北、国分寺の外れだった。もう一人、当時は金財で今は岡山大学の三村聡氏も同じ方向、立川だった。一緒にタクシーに乗せられ(乗せてもらい)、まずは丸家に立ち寄った。そこで飲み会の続きをし、その後に解散、解放してもらった。僕は回数的に多くなかったが、三村氏は良き相手だったらしい。
丸家は庭も家も広かった。丸さんが一人で暮らしていた。時々、その空間を使い、盛大なパーティーが催された。
丸さんは大学を卒業の後、日本証券経済研究所に入られ、武蔵大学経済学部の教授になられた。研究所では、何人娘かの(何人トリオではない)1人だった。その娘達のうち、小林和子さん、首藤恵さんとも親しくさせてもらっている。とはいえ、お二人も定年退職されてしまったが。
丸さんは、もう10年ほど経つだろうか、体調を壊された。ファイナンス学会の理事からも引かれた。僕も京都に移った。このため、お会いする機会が少なくなった。
つい最近、丸さんのことを思い出していた。それが訃報の前触れだったのかもしれない。ちなみに、1月11日は家内の亡くなった父親の誕生日である。南無。

2019/02/07


トップへ戻る