銚子の愛宕山に登る
東京で暇を見つけ、銚子まで出掛けた。銚子は利根川の河口の町、一度訪ねてみたいと思っていたものの、山がないので行く機会がなかった。ところが、つい最近、山を見つけてしまった。銚子の南、犬吠埼の横の愛宕山である。
どうやって見つけたのかというと、「一等三角点」を検索して見つけた。最近、登り残している低山を、この「一等三角点」をキーワードにして見つけている。「一等三角点」を集中的に登っているわけではないのだが、隠れた名山が混じっていることもあるので、なかなかの手段である。
どうアプローチするのか。総武線で銚子まで行き、そこで銚子電鉄に乗り継ぐ。銚子駅のホームの先に銚子電鉄の電車が待っていた。スイカなどで銚子まで来た場合、一旦精算をし、銚子電鉄の車内で切符を買うことになる。
愛宕山、山の北側の地名をとって高神愛宕山（たかがみあたごやま）と言うらしい。標高73.6メートルである。銚子電鉄の犬吠駅が一番近いが、鉄ちゃんを真似て終着駅の外川まで乗った。外川から愛宕山まで、犬吠からよりも少し遠い程度である。
外川から愛宕山まで車道が続いている。外川の町を外れるとキャベツ畑が広がっていた。ちょうど収穫期だった。
犬吠付近はタブノキが目立つ。気候が温暖な証拠である。愛宕山にもタブノキが少しあるが、かなり伐採されている。その愛宕山の山頂部には「地球の丸く見える丘展望館」が建てられている。
三角点は展望館の横にある。愛宕神社の祠もある。写真をアップしておく。左奥に銚子市内が見える。
外川から愛宕山へは1キロもない。銚子駅からでも直線距離で3キロ程度だから、時間があればちょっとした散歩コースだろう。春などは楽しいと思える。
2019/03/03
