犬吠から銚子に戻り、昼食を食べに向かった。場所は銚子駅の北側、利根川の河岸にある「鈴女」という居酒屋風の店である。ネットで検索したところ、この店の評価が高かった。
もっとも、ネットでの評価と味が比例するわけではない。投稿者の年齢層の好みがある。多くは和風の評価が低く、洋風の評価が高くなる。そういう偏りを感じている。
「鈴女」は人気店なので、11時の開店から30分足らずで入ったにもかかわらず、4組だったか、待ち行列ができていた。15分程度待って食べることができた。
特徴は、魚の種類がいろいろあることと、ボリュームである。多くの定食にフライ類が添えられている。それらを避けて「刺し身定食」にしたのだが、これもすごい量で、昼から食べすぎてしまった。次回来るとすれば夜だろう。単品を頼むことにしたい。
それはともかく、食後に利根川の岸を少し散歩した。かつて利根川は銚子に流れず、荒川を合わせて東京湾に流れていた。江戸時代、その流れを付け替え、鬼怒川を合わせて銚子に流れるようにした。
昔、埼玉から千葉にかけては大きな川が適当に流れる大湿地帯だったから、利根川の流れを変えることも比較的容易だったのだろう。そういえば小学校の頃、印旛沼という大きな湖があった。今では埋め立てられて面積が半分以下になったとか。この印旛沼もまた、埼玉から千葉にかけて湿地帯だった名残だろう。
写真は利根川である。カイロ付近のナイル川よりも迫力があった。
2019/03/04