川北英隆のブログ

クレジットカードでえらい目に

先日、クレジットカードの決済でえらい目に遭った。ネットで買い物をして、クレジットカードでの決済に進んだところ、アメックスが使えない。少し値段の張る商品だったので、普段使っているカードでは限度額を超える予感がした。それが的中した。
普段使っているカードはゴールドではない。それに、いつも使っているから、限度額として残っている金額は相当小さくなっている。
それを承知で一か八かカード決済にチャレンジしたが、案の定、拒否された。念のため、もう一度チャレンジしたが、結果が変わるはずもない。
そこでネットでの購入を諦め、電話での注文にしようと思った。電話をかけ、状況を説明したところ、何と「カード会社に電話をして限度額を一時的にアップするように」との返答が来た。要するに、電話での注文は原則として受け付けないということである。同時に、即座にそういう返答があったということは、同じような電話がいつもあるということだろう。
「ええっ」と思いながらも、仕方ないのでカード会社に電話をした。と、いろいろと質問されたが、一番困ったのは職業と年収の質問だった。
というのも、今の僕は定職(常勤の職業)を持たない、非正規雇用の身分であり、非正規の職業をあれこれこなしているにすぎない。だから、年収を聞かれても即座にはわからない。
それでも、毎月のカードの支払いをちゃんとしていたからだろう、限度額の一時的アップを認めてもらった。何とか一件落着である。
僕が会費の高いアメックスカードを持っているのは、海外でいざという時に使うためである。
何かの事態が生じ、旅行の途中で日本に引き返す必要がある場合、高額の航空券を買わないといけない。その時、普通のカードでは限度額オーバーで買えないリスクがある。今回のような状況である。
また、信用の置けない店で買い物する時もアメックスが役に立つ。事故があった場合、アメックスはきちんと対応してくれる。実際、海外での支出で一度クレームを入れたことがある。しっかりと対応してもらった。
その代り、アメックスで支払われた代金に対し、店側が支払う手数料が高いようだ。海外では、アメックスで支払おうとすると(レジなどにアメックスの表示があるのに)、「別のカードはないの」と言われることが多い。「ほな、もうちょっと負けてや」といいながら、別のカードを出すことになる。
先日のネットでの買い物も、店側は手数料の高いアメックスを外し、客側に手間暇をかけさせようとしているのだろう。「せこい」というか、「迷惑なこっちゃ」と思う。

2019/03/07


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