一昨日の夜から昨日の朝にかけ、京都市内は雨だった。起きて窓の外を見やると、愛宕山にはあけぼのではなく、香炉峰ならぬ雪があった。
その愛宕山の写真をアップしておく。何回か同じような写真をアップしているが。というのも雪にすっぽり覆われた愛宕山は、900m程度の山ではなく、その何倍にも大きく見えるから。
清少納言を思い出すのは春である。その春がぼちぼち傍に来ているなと思った、矢先の雪だった。
春と冬の混じった山に入ってみた。結果は春が勝っていた。
木々の芽が目立っていた。そのため、山全体が少し赤っぽくなっている。雪はというと、残っているわけもなく、解けて山道を濡らしていた。その水分を木々が吸い、芽をさらに膨らませるのだろう。
今年の京都市内、すでに梅の季節が終わったようだ。大学にある白と赤の梅は咲き終わっていた。町中はちょうど観光シーズンの谷間だが、もう1週間程度すれば再び人出が増えるだろう。桜も20日すぎには咲き始めるとの予報があったことだし。観光客に目立ない、静かな場所を探すことにしたい。
2019/03/09