川北英隆のブログ

岡山の丘を歩く

せっかく岡山まで足を伸ばしたので、ついでを作らないわけにいかない。岡山大学から見た、その裏山(大学の北側の丘)には若葉が萌えていた。
MM教授との懇親会の後、予約してあった駅前のビジネスホテルに泊まった。朝、原稿書きの仕事をして、ビジネスホテルをチェックアウトした。歩いて岡山大学の裏山まで行く予定を立てていた。
最初に訪れたのが、ついでの丘、京山(80メートル)である。その昔、岡山の北側は農家だったのか。民家の横には水路が流れ、サギもいる。京山の萌える若葉とマッチしている。先走って書けば、岡山大学の裏山も同じだった。
京山には北側の寺から登った。ミツバツツジが咲いていた。頂上は展望台になっているが、円筒形の建物をはじめとする施設(遊園地だったらしい)は廃墟となっている。
同じ道を下り、北に向かい、烏山を目指した。南東側から登る。神社があり、その西側には古墳もあるらしい。峠に出て、烏山を往復した。三角点は電波塔の横にある。
峠に戻り少し登ると岡山大学の演習林になる。入山には許可が必要、大学関係者以外は立ち入り禁止となっている。四輪駆動なら入れる山道には許可車以外を通さないための鎖のゲートがある。
「蛇の道は蛇」というわけで(何のこっちゃ)、MM教授の顔を思い浮かべつつ、半田山(152メートル)のすぐ北側を巻き、次のピーク、ダイミ山(160メートル)との峠に達し、そのダイミ山の山頂に達する山道をイメージしてみた。
ダイミ山を越えた山道は岡山理科大(一躍有名になった加計学園)の上部に達し、そこから南西に下る。下り切ると岡山大学である。そこからは昨日降りた法界院駅が近いはず。
山全体が若葉の香りに包まれていた。山桜が満開を過ぎ、花びらが山道に落ちていた。丘ながら、この新緑の時期は素晴らしいものがある。
写真は烏山付近の若葉である。
20190417若葉.jpg

2019/04/17


トップへ戻る