川北英隆のブログ

地方都市にも外人がウジャ

京都が外人で大変なことになっている。今日、東京から元学生が訪問してきて、JR奈良線の乗客が大部分外人だったとこぼしていた。沿線に東福寺、伏見稲荷、宇治がある一方、そんな路線を利用する日本人が奇特だからか。一昨日訪れた岡山も、やはり外人が目立った。
岡山は地方都市といえども、れっきとした政令指定都市である。岡山には、外人にとって超の付く魅力的な観光資源が現在はない。とすれば外人が少ないはずなのに、実態は異なっていた。
MM氏が言うには、京都観光をする外人は、宿泊を物価の安い岡山にし、ジャパンレール・パスを使って移動するのだそうだ。新幹線を使うと京都まで1時間少しである。
僕の泊まった駅前のビジネスホテルだが、朝の原稿書きを終え、少し遅めに(10時少し前だったか)チェックアウトすると、大部分の客がチェックアウトした後だったため、部屋の掃除が始まっていた。姉ちゃんたちが掃除をしながら喋っているのだが、日本語ではなかった。何人なのか、じろじろ見るわけにもいかなかったが、西洋系の外人だった。
ホテルを出て、市内の西の丘、京山に向かって歩いていると、自転車で後ろから人が来る。ぶつかられないように注意を払うと、中国語が聞こえた。学生だろうか、中国人の一団だった。京山の麓にアパートがあり、そこから出てきたのも中国人だった。
政府は外国人労働者に対する規制を緩め、なし崩し的に移民を受け入れようとしている。今でも外人が多いのに、これから先どうなるのか。
岡山を歩いた時間帯が10時過ぎだったこともあり、見かける日本人はといえば、老人か、その少し手前の年代である。若いのは外人だった。いずれ日本人が排斥されるか、DNAが大きく変わるのかもしれない。
歴史をたどると、かつての日本列島には、今の日本人とは異なった人種が住んでいたと考えられる。その後、南方や大陸から多くの異人が渡ってきて、日本列島の人種的性質を変え、今の日本人ができたに違いない。ある時、台湾で人種を見分けるという老人がいた。彼曰く、僕は中国の揚子江方面の人種的性質を持っているとか。僕のとある友人は、明らかに朝鮮半島系である。
こう考えると、現在の日本は(多分)第二の人種的変革期を迎えようとしているのかもしれない。
白鵬が日本に帰化しようとしている。それにイチャモンを付けようとする者もいるとか。何を見ているのだろうか。確実に重箱の隅である。

2019/04/18


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