川北英隆のブログ

チューリップの咲く国

ヨルダン、ペトラ遺跡もそうだし、いたるところでチューリップを見た。といっても、まだ咲いていなかったのだが、葉がまさにチューリップだった。野生だそうで、5月頃に咲くらしい。素晴らしいだろうと思う。そんな中、ウンム・アーダミ山で別種の花を見た。
写真がそれである。白い花で、なんだろうと思っていたところ、チューリップ、多分原種だと知った。園芸用のチューリップとは大違いである。
実のところ、チューリップの花は好きでない。「私、きれいでしょう」と、紅や白粉を塗りたくった感じがする。そもそもチロリン村とクルミの木のツボミのリップちゃんのイメージが良くなかったのかもしれないが。古すぎるか。
その点、山で見たチューリップの原種はユリ科の花らしい感じがあり、親しめる。よく見ると、葉が確かにチューリップである。
ウンム・アーダミ山では、赤い小ぶりのケシ、ごく小さなアヤメも咲いていた。掃き溜めに鶴という表現があるが、砂漠に小さな花盛りとでも言っておこう。
20190420ヨルダンの山のチューリップ.JPG

2019/04/20


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