川北英隆のブログ

とんでも連休から早々に被害

いよいよ恐れていた10連休が始まった。というよりも、僕の場合は被害がすでに出てしまっているから、どん底の10連休の始まりか。
世間を見渡すしと、身構えが目立つ。証券会社や取引所がそうだろう。昨日、東京都内を歩いていると、銀行では預金引き出しのための列が見られた。某銀行のATMでは現金が不足したとか。
知り合いが昨日からヨーロッパ旅行にでかけたようだが、3ヵ月前に航空チケットを予約したところ、上海経由しか取れなかったとか。
病院も大混雑だったらしい。定期的に薬をもらっている患者や、連休中に病気になったら困るので念のためにという年寄りなどが多いのだろう。
こっちは、そんな混乱を悠然と傍観しつつ、ワインでも飲むつもりだったのだが(ウソ)、早々に被害を受けてしまった。
某社から役所への登録に必要なので、法務局で「登記されていないことの証明書」(成年被後見人・被保佐人等に該当していないことの証明書)を取得するようにと言われたのだが、連休中は当然のごとく役所が閉まっている(本当は開けろやと言いたいし、確認したところ、法務局は土日、祝祭日にやらないから10連休)。
こっちは、10連休のおかげで連休明けに仕事が集中している。だから、法務局(大学の近く)に行ける時間が少ない。
そこで、ネットで何とかと思った。もっとも、ネットで申請を完結させて証明書を取得するのは、法務局が歩いて行ける距離にある僕にとって、便利とは言えない。申請書の様式さえ手に入ればいい。その申請書に事前に書き込んでおくことで時間の短縮になる。というのも、僕の住民票上の住所が42文字(京都府と書き込むと45文字)あり、しかも「登記されていないことの証明書」の申請書には2箇所に住所を書き込む必要があるから。
探したところ、法務省のサイトにあった。喜んだのだが、それが一瞬にして消えた。何と、書類には当然のことながら申請日を書き込む欄があり、そこに「平成」と事前に記されている。この申請書を使い、平成31年5月○日として、連休明けに法務局に行ったら、多分「あかん」と言われるだろう。
どうするのか。連休明けの初日にもう一度アクセスし、「令和」と修正されているか、西暦で書き込めるようになっているかどうかを確認するしかない。「平成」のままだったらそれを二重線で消して「令和」にするか。
いずれにしても役所仕事である。平成の仕事を終えた瞬間、「令和」に直しとけやと思う。
そもそも「平成」を使っていたため、書類の修正が必要になる。新しい書類の印刷やシステムの修正コストだって馬鹿にならない。そのコストを税金で賄っている。キリスト教がなくならない限り永久に使える西暦に統一したらどやと、再三ながら思ってしまった。

2019/04/27


トップへ戻る