川北英隆のブログ

ヨルダンのマイン温泉

今回のツアーの目玉はワディ・ラムでのヨルダン最高峰への登頂と、死海東岸でのキャニオニング(雨季に流れた水の残っている渓谷歩き)だった。後者だが、前日に連絡が入り、アプローチの道路が崖崩れで通れなくなったとか。代替案として、マイン温泉に行った。
死海付近は地溝帯になっている。断層であるため、かつ火山活動も残っているのだろう、地質が脆いようだ。
キャニオニングの谷へ行く道はメイン道路のはずなのだが、そんなことで崩れたのだろう。しばらく開通しないとのことで、温泉旅行になったのだが、その温泉へのアプローチも、本来は同じ道路を使うため、遠回りになった。
キャニオニングは別ルートではアプローチできないものの、さすがに温泉は多少開けた場所にあるらしく、遠回りすればよかったようだ。
そのマイン温泉、死海の東部に古代からある有名な温泉で、湯が滝となって流れ落ちているらしい。というので期待したのだが、その滝の湯、どこかが崩壊したらしく、流れがなかった。代わりに小規模な観光用の温泉に入った。
湯質は少し塩辛い。硫黄分は感じなかった。イスラスの女性(多分高齢者)も来て、何と黒い衣服とベールのまま、流れ落ちる温泉を使っていた。
上の写真が今回使った観光用の温泉である。下の写真が本来の温泉なのだが、流れがない。黄色く見える滝(その跡)の下に洞窟があり、そこには少し湯が出ていた。
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2019/04/28


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