死海からの戻り、帰国便が21時頃の出発と遅かったので、アンマン市内とその郊外(50キロ程度離れた丘)にあるジェラシュを観光した。アンマン市内の見学はキャニオニングが中止になったお詫びの意味もあろう。当初の予定にはなかったので。
首都アンマンの人口は250万人程度、ヨルダンの3割近くが集まっている。新しいビルが丘の上中心にたくさん建っていた。まだまだ人が集まって来ているのだろう。最初に書いたように郊外は緑が多い。古代から中心的な役割を果たしてきた気候である。それが現在の発展につながっている。
もちろん旧市内は賑やかである。現地ガイドにスークを少し案内してもらった。野菜や果物が豊富だった。緑が多いとはいえ、乾季には水が貴重な地域だから、水分を含んだ野菜や果物を食べることが幸福な証なのかと思った。
珍しかったのは、熟していないアーモンドである。現地ガイドがそう教えてくれた。果物屋に並んでいる。1つ食べさせてもらった。若くて青い梅と同じ味がしたものの、それほど酸っぱくもなく、野菜代わりのようにも思えた。
上の写真、右側の山が熟していないアーモンドである(左の赤いのはイチゴ)。間引かれ、ほかすのももったいないので売っているのか。
下の写真はその青い実を半分食べたところである。果物のようでもあり、豆のようでもあり、日本では欲しくても食べられない(食べない)だろう。
2019/04/29