以前にも書いたが、JR東海の車内アナウンスが酷いことになっている。何かというと、車掌による英語のアナウンスである。笑いを通り越して、ついに怒り始めてきた。日本の大恥でもある。
次は右のドアが開くとか、左やとか、さらには定刻通り運行していて次の駅まで10分やとか、それを車掌が英語で喋る。これが酷い。
飛行機の場合も、国内線のアテンダントの英語は大したことはないものの、でも「そんなもんやろ」、「僕とええ勝負か、それよりは上かな」と許せる。
JR東海の場合、そんな許せる、許せないの域を超えてしまっている。英語にカタカナのルビがふってあって、それを読んでるんとちゃうやろかという、英語もどきのアナウンスさえ多い。
近くにいたある日本人は、そのアナウンスを聞いて噴き出していた。でも、たまに聞くのやから噴き出すだけで済むのであって、しょっちゅう聞かされている者の身になってみろと思ってしまった。
そもそも、そんな変な英語を外人に聞かせるのは「日本の恥」である。と、書きながら思い直したのは、ネイティブな外人の場合「訳の分からん、また別の日本語の案内をしてるのかな」としか思わないかも。英語圏以外の外人にとっては、「何か英語的な単語が聞こえるけど、何のこっちゃろ」と首をかしげるだけかも。
意味の分かる日本人だけが、噴き出したり、憤慨したりする。と、傍にいる外人が、「何のジョークや」とか、「何の異常事態のアナウンスや」と思うかも。
「もっとまじめに車内アナウンスを考えろや、バカたれJR東海」というところだ。
2019/06/07