6/7、関東甲信、東海、北陸、東北南部が梅雨入りしたと気象庁が発表した。一方、すでに梅雨入れとされていた九州南部を除き、西日本の梅雨入り発表はなかった。この東よりも西日本が遅いという逆転現象、1974年以来という。でも、近畿に関しては外れたようだ。
いつ梅雨入りしたのか、正式には後日の判断になる。現在出されている「梅雨入り」はあくまでも「梅雨入りした模様」であり、速報とのことである。
九州北部や四国は調べていないのでわからないものの(気象庁のホームページから日照時間などを調べたところ、高知などは晴れ間が多いようだが)、近畿地方に関しては外れているように思う。京都は6/7以降、曇天が続き、毎日小雨も降っている。今日は雨である。大阪は京都より少しは晴れ間が多いものの、やはり毎日雨が降っているようだ。
気象庁に代わって言い訳すると、狭い日本でどこまで梅雨入りしたのかを予報するのは難しい。
今回、気象庁の天気図(下図)によると、梅雨前線が沖縄から関東南部にかけ、東北東に伸び、オホーツク海に冷たい高気圧がある。このため、東北から関東にかけて雨が降りやすい。中部もその影響を受ける。近畿はその影響をあまり受けないと気象庁は予想したのだろう。
現実は、その影響が中部よりもう少し西側に広がった。近畿地方も6/7に「梅雨入り」としておくのが正しかったように思う。
2019/06/10