MUFGカードなるところから「重要:必ずお読みください」なるメールがやってきた。「WEBサービスをご利用いただき」とある。その「WEBサービスに対し、第三者によるアクセスを確認いたしました」とあり、「下記URLからログイン」してIDを変更しろとある。
グーグルがこのメールを「注意しろ」、「不審なリンクが含まれている」と知らせてくれた。そこでメールを最後まで見ると、「三菱UFJニコス銀行」とあるから、明らかに偽物そのものと判明する。
以前にもこのようなメールが届いたことがある。その時には「もうちょっと本物らしく細工でけへんのかいな」と馬鹿にしていたが、今回、最初にメールが届いた時はスペインから戻った直後で、頭がボケていた。このため、「三菱UFJニコス銀行」にまで注意がいかなかった。グーグルが振り分けてくれなかったら、本物か偽物かの判別にもっと時間がかかったかもしれない。
「最初に」と書いたことからわかるように、2週間くらいしてもう一度同じメールが届いた。この手のものに引っかかるのがいたのだろう。
不覚ながら、今回は時差のために瞬間的に本物か偽物か判別できなかった。老人化すると、いつかどこかで引っかかる危険性がある。
引っかからないためにはシステムでの判別の進化に期待したいものだが、同時に偽メールの手口も巧妙化するだろう。国家が仕掛ける罠もありうることだしと思うと、ネットとの付き合いもほどほどがいいのかもしれない。といえ、ネットと付き合わないと不便が襲ってくるだろうし、困った社会になりつつある。
2019/06/13