マナウスから西に飛び、アマゾン中流域の上部、テフェ(Tefe)に入った。ジャプラ川という大きな支流が北側に分かれる。
テフェはテフェ川という、アマゾン川から南に分かれる湖のような静かな川に面している。人口6万人くらいの小さな町だが、飛行場もあり、アマゾン中流域の上部、ブラジル側の中心でもある
次の機会があり、アマゾン川に入るとすれば、ネグロ川上流か、ブラジル、ペルー、コロンビアの国境の町タバチンガ(Tabatinga)もしくはレティシア(Leticia)、さらにもう少し上流に入ってイキトス(Iquitos)かと思う。治安は調べていない。
テフェ空港に降り立つと、ウアカリ・ロッジのスタッフが出迎えてくれた。飛行場に着いた他の数人の客と一緒に車に乗り込み、途中で町中のホテルでも客を拾い、テフェの港に着いた。ここからロッジまではスピードボートを使う。
写真がテフェの港である。乗ったのは大きい船ではなく、中央、板の橋の先にあるくらいのボートだった。ウアカリ・ロッジまで、スピードボートで1時間程度である。
ロッジはマミラウア自然保護区の中にあり、2003年、中央アマゾン保全地域として世界自然遺産に登録されたそうだ(現地で初めて知った)。このため(自然保護のため)、ロッジは地面の上ではなく、完全に水に浮いた状態で建てられている。土台には大きな木材が使われ、その上に建物があった。
周囲は自然が豊か、鳥や動物が多かった。とはいえ、動物は簡単に見られるものではない。遠くの木の上にいる場合が多く、船で近寄るのだが、すぐに逃げてしまう。テレビ番組的に撮影しようとすれば、時間をかけてゆっくりと近寄り、望遠レンズを使うしかないだろう。
2019/08/31