アマゾン川で見た大きな動物はカワイルカとワニ(カイマン)である。かなりの頻度で見かけたから、まあまあの数が棲息しているのだろう。とはいえ写真は難しい。
カワイルカ、ガイドによるとオスがピンク、メスがグレーだというが、本当かどうかは不明である。見かけたのも、素晴らしいピンク色からグレーまで、いろいろだった。
水面に顔を出したかと思うとすぐに潜り、次に浮かぶ場所が定まらない。飛び上がってくれればいいのだが、そんなシーンはなかった。遊ばれているようで、簡単に写真を撮らしてくれない。「会心の一枚」には背びれ(背中のコブ?)だけが写っている。
カイマンは眼だけを水面に出している。陸に上がっているのはいなかった。サファリだとか称して夜、カイマンを見に行くという。「何のこっちゃ」と思っていると、懐中電灯で水面を照らす。するとカイマンの2つの眼が光る。
その眼と眼の間隔でカイマンの大きさが分かるのだという。言われてみればそのとおりかなと思うが、どのくらいの間隔であればどの程度の大きさのカイマンかを判別できるには、何回かの経験が必要となる。というのも、地元ではカイマンを手づかみで捕獲している。
写真、上がイルカの会心の一枚、下がカイマン(何とか頭から背中まで写っている)である。
2019/09/02