川北英隆のブログ

久しぶりの大文字と水晶

研究室に立ち寄ったついでに大文字山を歩いた。足を痛めた後、5月に1回歩いているので、それ以来である。セミが鳴く季節に1回くらいと思ったこともある。
銀閣寺の裏ではミンミンゼミが鳴いていた。登り始めるとツクツクホウシになり、それにアブラゼミが混じった。時間帯が違ったのか、ヒグラシは聞かなかった。
昨年の倒木だが、追加で片付けられた箇所がある一方、この8月の台風のせいか、新たに倒れた木もあった。以前に道だったのに倒木で塞がれた箇所には草や灌木が茂り始めていた。登山道の変化である。
久しぶりの大文字山というので楽しみながら歩いていると、水晶を見つけた。完全には結晶していないのだが、所々に結晶面が見える。実は大文字山、石英がよく落ちている。いずれ水晶がと思っていたところ、それが実現したようだ。
かつて大文字山には菫青石(キンセイセキ)もよく見られたと聞いている。近場に鉱石があるものだ。
拾った水晶の写真をアップしておく。たいしたものではない。あたりまえか。
とはいいつつも、日本の山でかなりクリアな、ただし小さい水晶を拾ったこともある。これから大文字山に入るときには注意したい。
20190904大文字山の水晶2.JPG

2019/09/04


トップへ戻る