すわタエちゃんか
タエちゃん、覚えているだろうか。動物園（調べると池袋のサンシャイン水族館）から逃亡したコアリクイである。そのコアリクイ、ジュマを立つ朝に見たような。
その日、ロッジで最後の朝食を食べ、満足して部屋に戻った。
何故満足かといえば、果物類の生ジュースが何種類も出るから。砂糖を入れていないから素材の味が活きている。アセロラ、グァバ、パッションフルーツ、パイナップル、アボカド、その他知らない名の果物のジュースが、日替わりで数種類ずつ並んでいた。これだけで食事の値打ちがある。
それはともかん、部屋に続く通路の横で、隣の部屋の住人だろうか、オバちゃんが林の方を眺めていた。こっちは帰り支度をする必要があり、忙しいので、そのまま横を通り過ぎた。
出発の準備ができ、部屋を出ると、まだオバちゃんがいる。そこで「何やろ」と思い、オバちゃんが見ている方に目をやると、何か動いている。大きい動物である。鼻が長い。「アリクイか」と思い写真を撮った。時間がなかったので、はっきりした写真は難しかったが、一番写りがいいのをアップしておく。
出発の時、ガイドにアリクイかどうか確かめた。と、「ネズミの仲間かな」と言う。写真を見せたが、「そうだ、大きいねずみの仲間」とか。
帰ってから、ネットに登場するコアリクイの写真と照らし合わせたが、ジュマで見たのとよく似ている。真相は不明ながら、コアリクイにしておこう。
2019/09/09
