サンチャゴでネコを見かける機会は多くなかった。とはいえ皆無ではないし、平和そうなネコも多かった。大切にされているのだろう。豊かな国の証拠である。
2匹のネコをアップしておく。実は3匹(だったかな?)見たのだが、そのうちの1匹はバルパライソの平和なネコだった。バルパライソの平和はイヌで堪忍というか、代表してもらおう。
最初の1匹は、8/9に書いた丘、サン・クリストバルの頂上付近にいたネコである。教会か土産物屋のネコなのだろう。
何人でも大丈夫というほどには人馴れしていなかった。サン・クリストバルの頂上手前で見つけ、写真を撮ろうとしたところ、少し警戒して見つめられた。
でもタヌキみたい、「かわいい(女子か)」ので写真に収めた。このネコ、もう一人、人が近づいてきたので逃げてしまったと記憶している。
このネコの写真をアップしようとしたら、右上にゴミもが落ちているのに気づいた。ゴミは持ち帰ろうというところである。
もう1匹は、土産物を探しにサンチャゴ地下鉄1号線だったかの終点、「民芸品村」、Pueblito Los Dominicosを訪れたときのものである。
日本風のしょうもない土産物店が並んでいるわけではなく、なかなか興味深い。サンチャゴで時間があるのなら、訪れたらいい場所である。
その店の1つにネコがいて、幸せそうに昼寝をしていた。
このネコの右手にあるのはチリの特産品、ラピスラズリである。群青色の岩絵具の原料として有名な鉱物なのだが、チリのものは結晶というよりも層をなしている。もう1つの原産国、アフガニスタンのものは結晶をなしている。チリのものは量を産出しているらしいが、当然、美しさで劣る。
そんなことはネコに関係がない。結晶ではないものの、群青色が美しいのは確か。土産として売れているらしく、おかげでネコも幸せそうだった。
2019/09/10