表題のアマゾンとはネット通販のアマゾンではなく、アマゾン川のことである。ということで、「アマゾンで買ったクルミを食べたら死ぬで」と言いたいわけでない。
要するにアマゾン川を旅行して仕入れたネタの書き忘れである。
アマゾンのクルミとは何か。ネットで調べたところ、ブラジルナッツとして売られている。アマゾンの日本人ガイドが「アマゾンのクルミ」と教えてくれた。現地で生を(アク抜きしたもの)を食べたところ、確かにクルミのような食感だった。
では、馬が死ぬ理由は何か。アレルギーか。
上の写真はアマゾンのクルミが入っている実(外殻)である。横にペンを置いてみた。写真からわかるように大きい。
この実(外殻)、マナウスに帰る途中でもらった。上部がカットされている。どうもタバコの吸い殻入れとして使われていたようで、ニコチン臭かった。それはともかく、クルミの実のように固く、分厚い。のこぎり類で切らないかぎり、写真のようなカットはまず不可能である。
この大きな実が大きな木になっている。この実がなっていると思える木の写真を撮ったので、それもアップしておく。下の写真である。
それで、この実が熟すと木から落ちる。高い木から大きな固い実、だから運悪く頭に当たると、それこそ死んでしまいかねない。日本人ガイドが言うには、たまたま木陰で休んでいる馬の頭に当たったのを見たとか。その馬、倒れてしまった。死んでいたらしい。
この馬でも死ぬ実を開くと、中にブラジルナッツと呼ばれる食べられる部分、つまり果実がある。それを水に晒して食べられるようにする。その後、どう加工するのか(乾燥させるのか、塩味などを付けるのかなど)、不明である。
追記:Wikipedia「ブラジルナッツ」によると、中の果実、健康にいいとは言えないらしい。正真正銘「馬も死ぬ」かもしれない。
2019/09/25